図解でわかる税金のしくみ

入門の入門 図解でわかる税金のしくみ (入門の入門)
須田 邦裕 / / 日本実業出版社
ISBN : 4534042221
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最近読了。様々な税金についてざっくりと説明あり。
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# by katahana | 2008-07-25 23:09 | 今日の一冊

上半期が終わった:2008年読書録

2008年も半分が過ぎてしまいましたので読んだ本をば。読んだ順で影響を受けた順ではありません。

こうしてみますと新旧様々気の向くままに読んでいる様子が如実になっております。本年は年初の目標に20冊の読書を掲げておりまして、目標まであと4冊。下半期は少し仕事絡みの本を読む予定ですが良著ございましたらご紹介ください。



1. 思考の整理学 外山滋比古/著 ちくま文庫

2. その数学が戦略を決める イアン・エアーズ/著 文藝春秋

3. 金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント ロバート・キヨサキ/著 筑摩書房

4. ビジョナリー・カンパニー:時代を超える生存の原則 ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス 著 日経BP社

5. レバレッジ・リーディング 本田 直之/著 東洋経済新報社

6. フラット化する世界 トーマス・フリードマン/著 日本経済新聞社

7. ユダヤ人大富豪の教え 本田 健/著 大和書房

8. 生物と無生物のあいだ 福岡 伸一/著 講談社

9. 地上最強の商人 オグ・マンディーノ/著 日本経営合理化協会出版局

10. レバレッジ・シンキング 本田 直之/著 東洋経済新報社

11. アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 鈴木 貴博 (著)  講談社

12. 国家の品格 藤原 正彦/著 新潮社

13. ザ・ニューリッチ:アメリカ新富裕層の知られざる実態 ロバート・フランク著 ダイヤモンド社

14. 牛丼一杯の儲けは9円:「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 坂口 孝則/著 幻冬舎

15. スタバではグランデを買え 吉本 佳生/著 ダイヤモンド社

16. 女性の品格:装いから生き方まで 坂東 眞理子/著  PHP研究所
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# by katahana | 2008-07-07 22:43 | 今日の一冊

「アマゾンのロングテールは二度笑う」を読む

アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 (講談社BIZ)
鈴木 貴博 / / 講談社
ISBN : 4062820315
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しばらく前に読了。ビジネス上有利な土俵を開拓していくことの大切さを説く内容でした。中国との競争に関するくだりは論旨にやや物足りず。

中国は日本にとって安価な生産拠点から商品の販売先顧客国へと変貌しているが、日本が現在販売している商品(例:工業用機械)も将来的に中国で製造可能となってしまうことが想像に難くなく日本企業はより有利な土俵を開拓する必要がある・・・とここまでは理解できるのですが、その有利な土俵のひとつが「政府による規制」。これについて詳しい記述がないので、著者のいわんとするところが不明なのですが、政府による規制がある限り日本企業は中国で有利であり、また有利な土俵を維持するために日本企業は規制の維持を中国政府に働きかけるべきだ???ということになるのでしょうか。あくまで有利な土俵を開拓していく方法のひとつなのでしょうけれども。

本を読んでいると、ついついその中に答えを探すのが習慣になってしまいますが、読んで考える、読んで少なくとも感想を持つ、作業を怠らないようにしたいものです。
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# by katahana | 2008-06-22 20:17 | 今日の一冊

越境という概念:Journal of Accountancyを読む

米国では一般に州の権限が大きいため、一般に様々な専門職に関する資格も州ごとに認定されます。そのため、会計士資格も認定された州での業務のみ認められ、他州での業務については他州で同資格の認定を受けなければならないというのがこれまでの状況でありました。

Tnterstate Mobility and the CPA Tax Practitioner:

しかし昨今、次第に州をまたいで仕事をすることを認めようとする動きがあり、自州と実質的に同等と認められる州の資格保持者についてはできるだけ事務手続きを簡素化する形で仕事をしてもらえるようにしよう、ということになっているのだそうです。

未だかつてこの「実質的に同等」であることの条件というものにお目にかかったことがないのですが、ざっくり申し上げると例えばカリフォルニア州の会計士さんはイリノイ州で会計士として勤務することは認められません(カリフォルニア州はイリノイ州同様資格試験の受験要件も高いですので不思議ですが)。デラウェア州なども同様に認められていません。

さて、この越境云々について、上記の記事ではもうひとつ面白い側面が述べられています。それは会計士であるがために越境事務の煩雑さを経験しているという事実。例えば、お隣の州の税務申告を作成する際に資格保持者であれば越境事務が発生する一方、無資格であるが申告書作成に携わる者は一切その制限を受けないという、なんだか資格を持っていることが不利であるような状況なのだそうです。

この記事は、この制度が不便であることを強調していますが、実は私個人的にはちょっとこの不便さの見当がつきません。というのもそもそも日本などと比して国の規模、企業の数が大きいですし「実質的に同等」と認めてもらえる州がいくつかあるだけで(例えば中西部同士で認めるだけとか)お仕事には事欠かないのではないかという気がいたします。現状でもあまりお仕事に困るという話はききませんし。

何はともあれ今後の展開が楽しみではあります。
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# by katahana | 2008-06-16 22:05 | かたい話

インサイダー規制と動機の制御:国家の品格を読む

今週末読了。著者は「若き数学者のアメリカ」で有名な藤原正彦。

国家の品格 (新潮新書)
藤原 正彦 / / 新潮社
ISBN : 4106101416
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しばらく前に立て続けにインサイダー取引関連の不祥事が報道されましたが、素人目に見ても「いたちごっこ」が続く有様にこういった不祥事を完全に防止するのは相当難しいのではないかな、と思ったことを思い出します。

インサイダー取引に関する知識がないために引き起こされる事件であれば従業員を教育し取引規制に関する知識をつけることで防げる話のように思えますが、取引規制について知っていながら、知人の名義を通じて取引に興じてしまう昨今の性質を見るにつけ、企業努力での限界とそもそもの動機を制御する可能性について考えてしまいます。

本著は論理万能主義を否定し、明確な論拠がなくても重要な善悪、価値観というものがあるというお話のようです。ベストセラーとなり読者数も多いためか本著には様々な賛否両論があるようですが、上記のような事件について見聞きするにつけルール違反は悪であるという価値観が強く摺りこまれていれば、多少なりとも人間とるべき行動は変わってくるのかな、と思ったりします。

しかしながら動機云々にはたらきかけてもやはり万人に効果があるわけではないでしょうし、ある意味効果が見えにくい(こうしたテーマに取り組んでお仕事をされている方のご苦労が察せられるところではありますが)。そのため実際のところ制度設計、企業努力の側面から対策が検討されているわけですが、そのあたりの話はまた別の機会に。
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# by katahana | 2008-06-08 21:04 | かたい話